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Shin-Ichi Fukuoka
福岡伸一 公式サイト
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君はいのち動的平衡館を見たか vol.8|「いのち」が輝く起点
現在の私たちは、EXPO'70が約束したはずの「人類の進歩と調和」の中にはいない。阪神・淡路大震災と東日本大震災を経験し、未曾有の原発事故に見舞われた。毎年のように台風被害や土砂災害、洪水を経験し、来たるべき南海トラフ大地震におびえている。
24 分前


君はいのち動的平衡館を見たか vol.7|大阪・関西万博で伝えたかったこと
私のやりたいこと、とはこんなことだった。生命の歴史、進化史は一般的には、弱肉強食・優勝劣敗・適者生存の原則によって進んできた、と考えられている。つまり進化は、競争と闘争の繰り返しの中にある、と。しかし、私はそうは思わない。
5月14日


君はいのち動的平衡館を見たか vol.6|縄文の思考
ならば、私たち現代の万博のプロデューサーも、大なり小なりとはいえ、岡本太郎の叫びを受け継いで、テーゼもしくはアンチテーゼをきちんと発する責務がある。
5月7日


君はいのち動的平衡館を見たか vol.5|地底の太陽
太陽の塔には、黄金の顔、苦悶する胴体中央の顔、黒く呪術的な背面の顔があり、それぞれが未来、現在、過去を表象するとされている。が、本来はもうひとつ顔があった。それが“地底の太陽”である。
4月30日


君はいのち動的平衡館を見たか vol.4|「いのちを知る」ために
「いのちを知る」をテーマとしたパビリオンをつくる。それが課題として与えられたとき、おのずと私の中に浮かび上がってきたキーワードがある。「動的平衡」だ。いのちとは何か? そう問われたら、それは動的平衡と答える。これは私の研究者人生を通じて、ずっと考え続けてきた問題であり、そのゴールとして動的平衡という概念がある。
4月24日


君はいのち動的平衡館を見たか vol.3|EXPO'70への恩返し
EXPO'70のテーマ事業(テーマ館)は、「太陽の塔」であり、そのプロデューサーはかの岡本太郎だった。今回の大阪・関西万博では、岡本太郎のようなカリスマをひとり立てるのではなく、多様性のある8人が、それぞれの視点で「いのち」の問題に切り込む方式が選ばれたのだ。
4月19日


君はいのち動的平衡館を見たか vol.2|「いのち輝く未来社会のデザイン」が決まるまで
2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」は、私たちがテーマ事業プロデューサーに選任されたときにはすでに決定されていた。決定の経緯についても、私はあとから把握することになった。
4月17日


君はいのち動的平衡館を見たか vol.1|いのちはなぜ輝くのか
2020年7月、コロナ禍が世界を席巻する最中、私は、2025年大阪・関西万博(EXPO2025)のテーマ事業プロデューサーのひとりに任命された。2025年に、大阪・夢洲地区に招致される日本国際博覧会のテーマ館(シグネチャーパビリオン)のひとつを企画・立案・建設するという大役である。
4月16日
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